JR九州が去年9月に改正した鹿児島線の“減便”ダイヤについて、沿線の自治体が見直しを求めている問題です。JR九州の古宮社長は、3月のダイヤ改正で“混雑緩和”に対応する考えを示しました。
◆去年9月の改正で減便

JR九州が去年9月に行った鹿児島線のダイヤ改正では、日中の快速列車の運転がとりやめとなったほか、朝と夕方の通勤・通学時間帯であわせて18本が減便となりました。今月20日には、沿線の5つの自治体のトップが見直しを求める要望書をJR九州に提出しています。
◆「3月の改正で“混雑緩和”に対応」

古宮洋二社長は24日の定例会見で、去年12月から列車内の座席数や車両の編成を工夫して対応してきたことを明らかにした上で、次のように述べました。
JR九州 古宮洋二社長「3月に一部ダイヤの変更を行うことを各駅に張り出している。改正後に、朝夕の通勤状況の変化を見たいと思っている。お客さんから出ている要望への対応は大体できるのかなと思っている」














