美祢市の秋吉台で早春の風物詩、山焼きがありました。
日本最大のカルスト台地、山口県美祢市・秋吉台。
見慣れたこの青々とした姿がきょう・・・
こんなに真っ黒になりました。草で覆われていた石灰岩も姿を現しています。
午前9時半、地元の人や消防など1000人近くが一斉に火をつけました。
山焼きは枯れ草を燃やして新たな芽吹きを促す秋吉台の恒例行事で、今の形で実施されるようになっておよそ90年がたつそうです。
炎の帯が大地を焦がし、およそ1100ヘクタールが黒く染まりました。
きょうは県内外から多くの人が訪れ、写真に撮るなどして楽しんでいました。
光市ら「すごかった」
宇部市から「炎の勢いは最初は弱かったけど、だんだん強くなっていてすごいと思いました」
広島県から「広島県も山焼きあるんですけど、スケールが全然違うんです。ここはすごいなと思う。気持ちも高ぶるっていうか、いい気持ちになりますよね春が来るから」
およそ2時間半で大地はほぼ真っ黒になりました。
5月には一面の新緑で覆われます。