西日本鉄道(西鉄)が運営する鉄道とバスのミュージアムがまもなくオープンします。メタバース=仮想空間を活用した日本初のミュージアムで運転席での操作体験も楽しめます。
◆仮想空間に電車やバスを“展示”
今月25日に開設されるメタバースミュージアム、名称は「にしてつバース」です。22日は報道陣を対象とした体験会が開かれました。

RKB原口佳歩「さっそく鉄道とバスのミュージアムにさっそく入っていきます。見慣れた西鉄の電車がありました、中に入ります。本当に電車の中を歩いているようですね」

利用者はインターネット上に作られた3次元の仮想空間に自分の分身となる「アバター」で参加します。ミュージアムに展示してある電車やバスを見てまわったり、写真を撮ったりできるほか、普段は入ることができない運転席でさまざまな操作体験を楽しむことができます。鉄道車両の展示フロアには「THERAILKITCHENCHIKUGO」など観光列車も並んでいて、タッチすると各車両の詳しい説明を読むことができます。
◆現実世界の集客につなげる仕組みを検討

「改札がありますね、通ってみましょう」
「改札を抜けるとバスのミュージアムに到着しました」

一方、バスの展示フロアには路線バスやオープントップバスなどが並んでいるほか運転士を仕事を紹介するイラストも展示されています。

西鉄DX・ICT推進部・松浦泰之課長「新しいお客様を呼び込むこれがまず大事。リアルへの誘客の仕組みを組み込んでいったり、常設展示に加えて企画展示も計画していきたいです」

「にしてつバース」は今月25日に開設予定でアプリをダウンロードすれば無料で利用できます。














