旧統一教会の被害救済にあたる全国統一教会被害対策弁護団はきょう、被害者50人分の損害、16億円余りの賠償を求め教団に集団交渉を申し入れたことを明らかにしました。
弁護団は、50人が正体を隠した働きかけにより献金や物品購入などの金銭的損害を受けたほか、精神的な損害を受けたとしています。
弁護団はこの交渉を第一次と位置付けていて、今後も準備が整い次第、集団交渉を申し入れることにしています。
■半数の人は「コンプライアンス宣言」後も…
教団は2009年にコンプライアンス宣言を出しています。
ところが弁護団によりますと、今回集団交渉に参加する人のうち半数は、この後も被害にあっているということです。
弁護団の記者会見に同席した80代の女性は、献金など1億4000万円あまりの被害を受けたといいますが、このうちおよそ1億円は、コンプライアンス宣言の後のことで、高額な絵画などを購入していました。
弁護団の川井康雄弁護士は、「旧統一教会は個別の被害の申し出に誠実に対応すると公言している。被害者全員に速やかに調査をして回答をするかどうかがポイントだ」と述べました。
注目の記事
気象庁「冬らしい冬」発言には“油断禁物”のメッセージ? 年末年始の天気どうなる【Nスタ解説】

「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

全国初「学長のおごり自販機」高知大学に設置 費用は学長の“自腹”で「あること」をすれば飲み物が無料に

残る唯一の系統《北海道犬》5匹の子犬誕生 年間繁殖数は約7000匹⇒100匹 飼育を続けて半世紀…血統を守ろうと奮闘する80歳男性

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈

【旧網走監獄】雑居房の床下から謎の文章13枚が見つかる 服役囚が隠した理由と文章の中身…半世紀以上の時を経て明らかに、記述から探るリアルミステリー









