パリオリンピック追加種目のダンススポーツ「ブレイキン」の世界大会=ワールドシリーズが、24日から2日間の日程で開催されます。大会を誘致した北九州市は、街をあげて盛り上げようと取り組んでいます。

小倉駅はブレイキン一色
RKB坂田周大「北九州市JR小倉駅南口に通じるペディストリアンデッキです。上を見てみましょう、見てください、これ全部ブレイキン世界大会のポスターなんですね。街を挙げて盛り上がっているのが伝わってきます」
南側のエスカレーターを上ったところには…
RKB坂田周大「こちら北九州スポーツギャラリーも全部ブレイキン一色です、大会の概要からブレイキンの競技の動画なども実際に見ることができます」
さらに駅の改札方面へ進んでいくと…
RKB坂田周大「駅中央、多くの人が行き交うJAM広場、ご覧ください。上から巨大な懸垂幕が設置されています。この4つ全てがブレイキンワールドシリーズの懸垂幕です」
小倉駅は「ブレイキン」一色です。そして北九州市内の公園には、誰でも自由に踊ることができるフリーブレイキンスペースが整備されました。
ダンサーの黒田卓海さん「こういう風に踊る場所を提供して頂いているのは、ここで踊って良いんだという安心感というか、自信を持って練習に励める気がします、うれしいです」
“市民が北九州に誇りを”


2024年パリオリンピックの追加種目として、初めて採用されたブレイキン。アクロバティックなダンスが最大の魅力です。スポーツとしての認知度はまだまだですが、ヒップホップ文化、ストリートダンスの一つとして若者を中心に支持されています。
今回、日本初開催となるブレイキンの世界大会を誘致した北九州市は…
北九州市国際スポーツ推進室 中村弘さん「ブレイキンが若い人にとっては非常になじみの深いものになると思う。そのトップレベルの大会を誘致できることは、市民が北九州に誇りを持てると思う」
北九州市民「ブレイキンで北九州が全国的に注目されて、盛り上がってくれるといいなと思う」「北九州市という名前が良い意味で広がれば良い、市民としては誇りに思う」
義務教育でダンスが必修化され、また音楽と体ひとつで始めることができるため、ブレイキンは子ども達にとって身近な選択肢のひとつとなりました。かつては「不良のダンス」とも呼ばれたブレイキン。それがいまやオリンピック種目にまで発展し、その第一歩が北九州から始まります。














