“次元の異なる少子化対策”のため岸田総理はきのう、岡山県奈義町を視察しました。全国トップクラスの出生率を誇る「奇跡のまち」。その秘策に迫ります。
記者
「町の交差点の大きな看板には、『子育て応援宣言の町 奈義町』と書いてあります」
きのう、岸田総理が訪れた岡山県奈義町。人口6000人足らずの小さな町です。
岸田総理
「これが一番おすすめ?そっち?かわいいね」
岸田総理がきのう視察したこの施設では、誰でも子育ての悩みを相談したり、交流したりすることができます。奈義町は年間およそ6億円を子ども関連の予算に充て、金銭面やサービス面で手厚い子育て支援を実現。その結果…。
奈義町民
「(子どもは)3人いる」
「3人4人産んでいるお母さん、たくさんいる」
出生率は全国平均の2倍以上、2.95にまで達し、「奇跡のまち」と言われています。
こちらは「しごとスタンド」と呼ばれる施設。仕事のためのスペースなのですが…。
「いーち、にーい、さぁーん…」
元気いっぱいかくれんぼ!ここでは1時間や2時間、隙間時間に子どもを連れて仕事をすることができるのです。夫の転勤で九州から奈義町にきたという安部さんは、2か月に1度、ラベル貼りなどの仕事をしています。
奈義町在住 2児の母 安部さん
「たまに(仕事に)行くというのが、家事と育児と仕事の両立がしやすい。(Q.お子さんを近くで見ながらというのは)すごく助かります。他の職場ではないことなので」
仕事中のお母さんからキャンディをもらってニッコリ。子どもたちもここに来ることを楽しみにしています。
さらに、奈義町では保育園に入っていない4歳以下の子どもに対し、月額1万5000円を支給しています。
奈義町在住 2児の母 安部さん
「家でずっと子どもといられるのも嬉しいし、プラスでお金をいただけるのはラッキー。(Q.その分は九州に戻ったら節約?)自分がパートで働くか…」
他にも、▼1時間300円で一時預かりが利用できたり、▼最新の設備が整った3LDKの戸建てを月5万円という破格の家賃で借りられるなど、奈義町の子育て支援はまさに「異次元」そのもの。
視察の内容も参考にし、政府は来月、こども政策強化のたたき台をとりまとめる方針です。
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