3年前の7月豪雨で橋の一部が流失した 熊本県人吉市の西瀬橋(ニシゼバシ)の架け替え工事が完了し、19日全面開通しました。
人吉市の西瀬小学校で行われた完成式典には、住民や関係者約70人が出席し テープカットが行われました。
この後、近くの保育園児を先頭に、渡り初めをして橋の完成を祝いました。
西瀬橋は3年前の7月豪雨で 全長174メートルのうち3分の1が流されてしまいました。
小学校の通学路となっているため、歩道部分だけは今年1月から通行できるようになっていましたが 19日夕方から全面的に開通しました。
また、球磨村の神瀬地区でも19日午前、治水対策として宅地などをかさ上げする事業の着工式が行われました。
神瀬地区では3年前、球磨川や支流の氾濫で地区の中心部が水没し 3人が亡くなりました。
神瀬地区のかさ上げ工事は、地区に残る住宅や倉庫など8戸の宅地や周辺道路を 最大2・9メートル高くする予定で、来年3月までに完了する予定です。













