ウクライナでの戦闘でロシアの民間軍事会社「ワグネル」が手配した兵士3万人以上が死傷、そのうちおよそ9000人が死亡したようだとアメリカ政府が明らかにしました。
NSC(国家安全保障会議) カービー戦略広報調整官
「ワグネルの死傷者は3万人を超え、そのうち約9000人が戦死したと推定しています」
カービー調整官によりますと、この死者のうち半数は去年12月中旬以降の戦闘で死亡。また、ウクライナ東部ドンバス地方での戦いで去年12月に死亡した「ワグネル」の兵士の90%が受刑者だとみています。
その「ワグネル」は17日、要衝バフムトに隣接する集落の制圧を主張していますが、カービー氏はバフムト周辺の戦闘について、「ロシア側にとって戦略的な意味は全くない」としています。
こうした中、ロシアのプーチン大統領は17日、同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領と会談。ルカシェンコ氏は、ウクライナ侵攻にロシアが投入している「スホイ25攻撃機」を「ベラルーシ国内でも生産する準備ができている」と述べました。
ベラルーシはロシアに対しウクライナとの対話を求めていますが、軍事面ではロシアとの足並みを崩さない姿勢をみせています。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

名古屋の街に浮かぶ“UFO”? 日本唯一の「激レア信号機」はなぜ大須の街で生き残ったのか 知られざる歴史に迫る

クマは四国にも?一部の山に20~30頭ほどが生息か 本州と違い「絶滅の危機」に瀕するツキノワグマ 四国では「保全活動」も









