阿蘇地域にある小学校での児童の不登校を巡り、学校がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定していたことが分かりました。
去年 2022年7月、阿蘇地域の小学校の体育館で『低学年の児童が倒れ込んだ際、複数の同級生が児童の背中に乗った』ことがあり、学校はこれを「いじめ」と判断しました。
児童はそのおよそ3か月後から登校することができなくなり「適応障害」と診断され、欠席日数が30日を超えたことから、12月1日に「重大事態」に認定されました。
学校によりますと「いじめ」と判断した事案より前に当たる去年 2022年6月、児童に対し「心のアンケート」を行いましたが、その時点では「いじめ」に関する報告はなかったということです。
この学校を管轄する教育委員会は、早ければ2月中にも第三者委員会を設置したいとしていて「早急に真相究明にあたりたい」としています。













