4月の統一地方選挙に向けて、政党や団体の動きが活発になっています。自民党福岡県連が、突然これまで旧民主党系政党の支持団体だった連合と協議する「モデル地区になる」意向を示し波紋が広がっています。


◆組合員700万人が集結する全国最大の労働団体「連合」

連合福岡 藤田桂三会長「全ての働く仲間の賃上げと真の働き改革につながるような、そういう流れをぜひ作っていただきたい」

連合福岡が2022年9月に福岡県に提出した政策・制度要求。「新型コロナ対策」や「九州北部豪雨からの復旧」を重点項目として働く環境の整備などを求めていましたが、県は16日、「新年度予算案に反映した」と回答しました。

服部誠太郎・福岡県知事「今後の県政運営に皆様方のご提言をしっかり生かしていきたい」

◆自民党「労働団たちの協議で福岡をモデル地区に」

労働組合の集まりである連合は、これまで政治の世界では旧民主党系の政党を支援し、自民党と対峙してきました。ところが自民党福岡県連は今週、突然「労働団体との協議をするモデル地区になる」と発表しました。


自民党福岡県連 原口剣生会長「福岡県がこういった労働団体とのいろんな協議をする中において、モデル地区になってくれないかと、またモデル地区になろうというようなことの中で、私どもは考えを進めております」