岡島百貨店は3月3日、近くの商業ビル「ココリ」で新たなスタートを切ります。

新店舗の規模は大幅に縮小されますが、独自の企画コーナーで客の呼び込みを図ります。


商業ビル「ココリ」で3月3日にオープンする岡島百貨店の新店舗は、地下1階から2階までの3つのフロアで構成します。


地下1階が食料品、1階が化粧品や雑貨、2階はファッションや生活関連商品、催事場で、売り場面積は現在の7分の1に縮小されます。


岡島は 全国各地の老舗の味や人気の衣料ブランドを週替わりで扱って客の呼び込みを図り、地元企業と合同の企画も計画しています。


従業員は 正社員とパートなど全体およそ230人から4割程度削減したとみられますが、岡島はこれまでに培ったノウハウを活かし、百貨店としてのブランド力を維持する考えです。


岡島 雨宮潔社長:
働きたくなるようなお店をしっかり作っていくことが、品揃えや人材育成において一番ベースになると考えています。


一方 現在の百貨店のビルは2023年8月、解体工事が始まり、商業施設と28階建てマンションの複合施設が2028年7月に完成する予定です。