国土地理院が日本全国の島を数え直した結果、これまで公表されてきた6852から1万4152になったことがわかりました。

これまでは、海上保安庁が1987年に公表した6852が全国の島の数として使われてきました。

今回、国土地理院が2022年の電子国土基本図を基に、コンピューターで外周100メートル以上の島を計測したところ、全国の島の数は1万4125だったことがわかりました。3月に最終調整して正式に公表するとしています。

海上保安庁によりますと、当時の調査は縮尺2万5千分の1の紙の海図を基準に、外周100メートル以上の島を手作業でリストアップしていたということです

今回の調査で、島の数がこれまでの倍以上計測されたことについて、国土地理院は「計測基準が海保よりも細かいうえ、地図の電子化で調査の精度が上がり、正確に把握できたため」としています。

海上保安庁は、今回の調査で領海の広さは変わらないとしています。