台湾の若手国会議員らによる訪問団が4年ぶりに自民党本部を表敬し、東アジア地域の平和と安定に向けて、協力を進めることで一致しました。

自民・萩生田光一 政調会長
「覇権主義的な動きをする中国が台頭し、東アジア地域が不安定感を増す中で、自由、民主主義、法の支配という価値を共有する国・地域同士の協力がこれまで以上に重要になっております」

自民党の萩生田政調会長は13日、台湾の若手国会議員や地方議員らによる訪問団と面会し、「去年12月に台湾を訪問し、日本と台湾の関係をさらに発展させていくことを誓い合ったところだ」と挨拶しました。その上で、東アジア情勢の安定のため、日本と台湾が協力を進めることの重要性を訴えました。

これを受けて、台湾側の葛永光・訪問団長は台湾海峡情勢が緊迫していることを指摘し、「我々はいかに民主的な国々とともに安定を築いていくか、それが東アジア、世界の安定に繋がっていく」と応じました。