日本は領空内に他国の気球が侵入した場合、対応できるのでしょうか。日本には「撃墜は難しい」との見方も出ています。
2020年、宮城県などで“気球”が目撃された際、当時の河野防衛大臣は…。
河野太郎 防衛大臣(当時)
「(Q.気球が日本に戻ってくる可能性はないか)気球に聞いてください。(Q.日本の安全保障に影響を与えるものではないか)ん?(Q.気球が)どの気球?ああ~、安全保障に影響ございません」
どこか危機感のないやり取り。政府関係者はこう明かします。
政府関係者
「正直、中国の気球のことはほとんど聞いたことがなかった。日本側は、今回アメリカが撃墜して大慌てしている」
気球がまた日本に現れた場合、適切な対応は可能なのでしょうか。
政府は日本の領空内に他国の気球が侵入した場合、必要があれば撃墜できるとの見解を示しています。
しかし、防衛省の関係者は…。
航空自衛隊 関係者
「ほとんど動きがない気球は、レーダー上で捉えるのが難しい」
さらに…。
防衛省関係者
「このミッションを遂行できる戦闘機は、アメリカ軍のF22だけだろう」
別の防衛省関係者も「気球が高い高度を飛行した場合、短時間で到達できるのは限られた戦闘機のみ」と解説。「現状では、航空自衛隊の戦闘機では撃墜は難しい」との見方も出ています。
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