「涙そうそう」や「さとうきび畑」などの歌で知られる歌手の森山良子さんがラジオ番組の収録で沖縄を訪れました。子ども達との合唱を通して交流を深め、沖縄へ寄せる思いを語りました。

森山良子さん「時代は変わっていきますし、沖縄にも全国にも大事に届けていきたいと思っています」

今年、歌手生活57年を迎える森山良子さん。
ラジオ番組の収録で沖縄を訪れ、代表曲「さとうきび畑」の歌詞が刻まれた読谷村の石碑をきのう、初めて訪れました。

平和への願いを込め、「さとうきび畑」を歌い続けています。

森山良子さん「深々と平和を願う反戦の歌だと思っているので、この歌の中でいろんなことを思い出していただいて、少しでもそういう気持ちが根づいていくといいなって思っています」

歌碑を訪れた後、亡き兄を思って作詞した「涙そうそう」を子どもたちと一緒に歌い大切な人を思う気持ちや歌う楽しさを共有しました。

参加した小学生「前も一緒に歌ったんですけど、2年経っているので、歌声、雰囲気も違っていてそれはそれで楽しかった」
「練習していて楽しかったし、一緒に歌えて嬉しかったです」

森山良子さん「私もすぐに打ち解けて、皆で歌うことができて、だからまた2年くらいしたら一緒にやりたいねって。それまで長生きするからっていう話をしていました。ぜひ何か、無理やりにでも企画を立ててやらせていただければ嬉しいです」

今回の沖縄訪問の様子は来月19日午後4時からTBSラジオとRBCiラジオで放送される予定です。