■プロ野球・巨人春季キャンプ(12日・宮崎)
ドラフト1位ルーキーの浅野翔吾(18)が紅白戦に紅組の「8番・センター」でスタメン出場。2打数1安打で“プロ初安打”をマークした。
第2打席、無死2塁の場面で登場。白組3人目・菊池大稀(23)の1球目、高めのストレートをしっかり見逃しボール、そして2球目、低めのストレートを振り抜きレフト前へ弾き返しプロ初安打をマーク。1塁ベース上でベンチに向かって右こぶしを大きく突き上げた。
初ヒットに浅野は「講演会で井上康生さんが準備の話もしてくださって、準備っていうのは試合をやる前に大事と思った。今日は先輩がしていなくても自分のやり方というのがあるので先輩と同じようにやってるのでは自分はついていけないなと思ったのでそこは自分のルーティンというかいつも通りのやり方で行きました」と高校時代に行っていた試合前のルーティンに戻し試合に臨んだ事を話した。
さらに「昨日の動画をみたら上半身がガチガチで打てるフォームとスイングをしていなかったので今日は楽に構えたら打てたのでそこは継続していきたい」と前日の反省点をいかし「原点に戻るというっていうか、昨日、高校時代のホームランの動画をみたら打席で落ち着いて慌ててなかった。そこを意識したら今日は落ち着いてボールが見えていた」と1日で修正し“プロ初安打”をマークした。