熊本在住の作家でアーティストの坂口恭平(さかぐち・きょうへい)さんの個展が熊本市の現代美術館で開かれています。

会場には坂口恭平さんが3年前からほぼ毎日描き続けている、日常の風景などのパステル画およそ700点が展示されています。

熊本市現代美術館によりますと、展示されているパステル画の一部は、完成後個人が購入し所有していたため美術館の職員が購入者に1年かけて展示の協力を呼びかけ集めたということです。

このほか会場には、坂口さんがパステル画をいつでも創作できる第2のアトリエも併設しました。

美術館の担当者は「坂口さんの思考と創造を感じ取ることで、自身の日々の歩みを振り返るきっかけになれば」」と話しています。

この作品展は、4月16日まで開かれています。