ロシアによる侵攻が続くウクライナについてもっと知ってもらいたいと、沖縄県で避難生活を送る女性たちが11日、那覇市で講演しました。

沖縄県立図書館で行われた講演会には、ウクライナから県内に避難している4人の女性が登壇し母国の国旗の由来や歴史、伝統料理などを写真を交えて紹介しました。
会場ではおよそ30人の参加者が話に聞き入ったり、メモをとったりしながらウクライナについて理解を深めている様子でした。
アリナ・グラチョワさん「沢山の人、ウクライナについて全然知りません。ウクライナの文化とウクライナ人のことを話したい」

登壇者は「ウクライナで暮らす家族の安否を毎日心配している」とも語り、ロシアの侵攻開始からまもなく1年が経つ中で、変わらぬ厳しい現状を伝えました。