岸田総理は、マスクの着用について、3月13日から屋内・屋外を問わず「個人の判断に委ねる」ことを正式に決めました。
岸田総理は10日、対策本部会議を開き、マスクの着用について、3月13日から原則、屋内・屋外を問わず「個人の判断に委ねる」ことを正式に決めました。
あわせて、個人の判断の参考になるよう指針を示しています。
指針では、全員の着席が可能な新幹線や高速バスなどではマスクを外すことを容認する一方で、通勤ラッシュの混雑した電車やバスでは着用を推奨します。
また、学校の教育活動では、マスクの着用を求めないことを基本とします。
ただ、基礎疾患などの事情でマスクの着用を希望する児童・生徒には適切に配慮するよう求めます。
一方、卒業式については新たな指針の適用前でも「マスクなし」での実施を可能とする方向で、近く、文部科学省が全国の教育委員会に通知する見通しです。
マスクをめぐる変化について、福島県郡山市で聞きました。
栃木県在住20代女性「医療機関に務めている身としては、外した後に広がるのではないかと怖いのはあります。」
郡山市40代女性「自分がいいと思っていても、周りの人がどう思っているのかなっていうのもあります。」
高校生「卒業式は(マスクを)していたいです。みんなの前に出る時とかしていないと心配かなって思います。」
高校生「卒業式は(マスクを)取ってもいいのかなって。一生に残るビデオもありますし。」
コロナ禍での「脱マスク」。
状況に応じた個人の判断が求められることになります。














