コロナ禍でのマスク着用、今後どうなっていくのでしょうか。

岸田総理が示した「学校での卒業式では基本マスクは着用しない」との考え。卒業を控えた子どもたちの受け止めは?

岸田文雄 総理「国歌等の斉唱や合唱の時を除き、児童生徒と教職員はマスクを着用しないことを基本としたいと思います」

また「マスクの着脱について無理強いはしない」としました。

これを学校や児童はどう受け止めたのか、3月に卒業式を控えた熊本市内の小学校を訪ねました。

米満薫アナウンサー「生徒全員がマスクをつけて過ごす学校生活、この見慣れた光景に変化は起きるのでしょうか?実際に生徒たちの声を聞いてみました」

児童「(卒業式は)小学校最後で人生に1回しかないからマスクは外したほうがいいかなと思います」

児童「みんなの顔が見られたら (マスクが)取れたら良いなと思います」

一方でこのような意見も…

児童「親が看護師だし、コロナになったら仕事ができなくなるからあんまり(マスクを)外したくない」

児童「(コロナも)落ち着いているわけじゃないから、完全に外してもいいのかなとは思います」

児童「(卒業式で)ずっとは外さないと思います」

学校は、子どもたちの考えを尊重したいと話します。

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白山小学校 齊藤 正信 校長「(マスクの着脱を)強制しないということが大事。子どもたち自身が自分で判断できる、そして判断してもいいんだというのを大事にしていきたい」