佐賀県の新年度当初予算案は、過去3番目の規模となる約5300億円となりました。アトピー性皮膚炎の研究を支援する費用も盛り込まれています。


◆5300億円は過去3番目の規模
山口祥義・佐賀県知事「(コロナ前の)元の世界、新しい世界が来ないかなと県民のみなさんは思っていた。そういったものにうまく着火できるような予算編成を心がけた」

佐賀県の新年度当初予算案は約5300億円で、過去3番目の規模となっています。


◆アトピー「かゆみ原因を解明」研究支援に1000万円
主な事業では、来年10月に開かれる「国スポ・全障スポ」の関連事業に約22億円を計上しています。新規事業では、佐賀大学医学部の研究グループがアトピー性皮膚炎のかゆみの原因を解明したことを受け、研究費を支援するため1000万円を盛り込んでいます。また、2022年の知事選で公約としていた県立大学設置の調査費用に約800万円を計上しています。
佐賀県の新年度予算案は、2月16日に開会する県議会に提案されます。