私鉄大手の西武ホールディングスは、4月1日付で西山隆一郎常務執行役員が代表取締役社長に昇格する人事を発表しました。現在の後藤高志社長は、代表権のある会長兼CEOとなります。
西武ホールディングスの新社長に就任する西山隆一郎氏は現在58歳。第一勧業銀行に入行後、みずほホールディングスを経て、2009年に西武ホールディングスに入社。去年から常務執行役員経営企画本部長を務めるなど、新型コロナの影響で悪化した財務の改善を進めてきました。
また、現在の後藤高志社長は代表権のある会長兼CEOに就任します。後藤氏は、西武グループが有価証券虚偽記載問題で揺れる中、2005年に現みずほ銀行副頭取から西武鉄道社長に就任して以来、グループのトップを務めてきました。
西武ホールディングスでは、代表取締役を2名体制にすることで経営体制を強化し、環境変化に一層のスピード感を持って対応できる体制にするとしています。
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