精神障害を抱える兄をハンマーで殴って殺害し、懲役11年の実刑判決を受けた24歳の弟が名古屋高裁金沢支部に控訴しました。
控訴したのは富山市太郎丸の無職、高畠春樹被告(24)です。
判決によりますと高畠被告は2020年、富山市の実家で精神障害の統合失調症のある兄の丈治さん(当時25)の頭をハンマーで殴り殺害したとされていて、富山地裁は先月31日、懲役15年の求刑に対し懲役11年の実刑判決を言い渡しました。
この判決を不服とし、8日付けで高畠被告本人が名古屋高裁金沢支部に控訴したということです。
高畠被告は、自身も自閉症スペクトラム・ASDと診断されていて、弁護側はASDが犯行に影響したなどとして懲役8年が相当としていました。














