スケートボードでパリオリンピックの予選を兼ねた世界選手権で5位入賞した龍谷富山高校の中山楓奈選手が7日帰国し、「予選大会でいい成績を残しオリンピックに出られるように頑張りたい」と決意を語りました。

7日帰国した龍谷富山高校2年の中山選手。成田空港で会見し、今大会を振り返りました。

中山楓奈選手:「足りないところがたくさんある」

UAE・アラブ首長国連邦で行われた世界選手権。

開幕戦を制している中山楓奈は45秒間に技を連発する「ラン」の中盤。小技を相次いで失敗。思うように滑ることができません。

続く「ベストトリック」では得意の大技「フロントサイドKグラインド」を見事成功。続けて大技「ノーズブラント」も成功させ、思わずガッツポーズ。しかし、序盤の失敗が響き、結果は5位で予選対象大会に続く優勝を逃しました。

オリンピックの代表枠は3枠ですが、中山選手は代表圏内の2番手につけていて2大会連続でのオリンピックへ意欲を示しました。

中山楓奈選手:「ランは他の人よりレベルが低かったので反省している。板をまわしてはいるのが当たり前になってきた。自分も回してレールに入りたい。予選大会でいい成績をとり、オリンピックに出られるように頑張りたい」