日本商工会議所の小林会頭と連合の芳野会長は、今年の春闘での中小企業での賃上げについて意見交換を行いました。
日本商工会議所 小林健会頭
「日商としても、できるだけ多くの中小企業が賃上げに取り組んでほしい」
連合 芳野友子会長
「価格転嫁が十分に進んでおらず、賃上げに向けた最大のネックになっている」
トップ懇談では、中小企業での賃上げのためには、価格転嫁と取引価格の適正化が必要であるということで意見が一致しました。
日本商工会議所と連合のトップの懇談が行われるのは2017年以来、およそ5年ぶりです。
今年の春闘では、大企業を中心に賃上げの動きが相次いでいますが、およそ7割の人が働く中小企業で賃上げが進むかが、全体の賃上げ実現のカギとなります。
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