北海道の知床半島沖で消息を絶った観光船の運航会社の社長が27日午後、乗客の家族に説明した後、記者会見を開くことを国土交通省が明らかにしました。
国土交通省 坂巻健太 大臣官房審議官
「出港に至った経緯や船との通信状況、あとはいろいろな話が出ているので、船体の亀裂の話なども言及があるのでは。あすはすべてを話してもらえればと思う」
国土交通省によりますと、知床沖で消息を絶った観光船「KAZU I」を運航する「知床遊覧船」の社長は、27日午後1時半から家族への説明会、午後3時半から記者会見を開きます。
遭難した「KAZU I」は乗客乗員26人のうち、11人が見つかり、いずれも死亡が確認されました。
残る15人の乗客は依然として行方不明で、家族から社長に説明を求める声が高まっていました。
また、26日の捜索では、船から救助要請があった海域の近くで漁船の魚群探知機に影が映り潜水士が探したものの、天候の悪化で船体は見つからなかったということです。
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