米子空港と韓国ソウルを結ぶ国際チャーター便が4月9日から2週間、エアソウルによって運航されることが決まりました。定期便再開への布石になると期待が高まっています。


6日、エアソウル米子支店の山根支店長が平井知事に運航計画を報告しました。
チャーター便は194人乗りのA321型機を使い、4月9日から23日まで日曜・水曜・金曜の週3往復、合計7往復、6ツアーが計画されています。

韓国からの乗客だけのインバウンドツアーとなり、2泊3日または3泊4日で水木しげるロードや鳥取砂丘、松江などの観光が計画されています。

国際定期便の米子ソウル便は2019年9月から運休していて、チャーター便とはいえ3年半ぶりに米子空港にエアソウルが乗り入れることになります。

今回のチャーター便の集客や参加者の満足度が定期便再開の試金石となります。

鳥取県 平井伸治知事
「これを成就し、次のきたるべき定期便化に向けましてエアソウル側の確信を持っていただけるようにがんばって参りたいと思います。」

エアソウル 山根保彦米子支店長
「みなさんに満足していただくことで韓国における米子便の地位が向上して、速やかな定期便の再開につながっていければと考えています。」

コロナ禍で全面的にストップした鳥取県への国際便乗り入れは3月28日からの台湾便に続いてソウル便のチャーター便が決まり、本格的な復活に向けた足音が聞こえてきました。