去年1年間の農林水産物や食品の輸出額は1.4兆円を超え、過去最高となりました。コロナ禍で落ち込んでいた日本食ブームの回復や円安も追い風になっています。
中国・北京では、日本食レストランがこの10年で6倍以上に増えています。人気を支えているのが、“日本酒”です。
中国人の客
「日本酒は最近飲み始めたばかりですが、日本酒はじめ、日本の文化や伝統が好きなんですよ」
「自宅には日本酒専用の冷蔵庫があって、20数本入っているね」
日本酒は中国やアメリカなどで徐々に人気に火がつき、輸出額は13年連続で増加。コロナ禍で日本に来られなかったこともあり、この2年で倍増しています。
海外における日本酒人気に加え、日本市場の縮小もあり、日本酒造組合中央会では蔵元の7割ほどが輸出に取り組んでいるといいます。
日本酒造組合中央会 宇都宮仁理事
「日本の方は日本酒に関してそれほど高いお金を払ってくれないんですけど、海外の方は価値を認めていただいて今払ってくれるような状態。日本が貧乏になったっていうこと」
さらに、海外での日本食ブームの回復や歴史的な円安が追い風となり、「WAGYU」と呼ばれ強い人気を誇る牛肉に加え、去年はホタテ貝やいちご、ウイスキーが大きく増加。年間の農産品の輸出額は前の年に比べて14.3%増えて1兆4000億円を超え、10年連続過去最高を更新しました。
政府は2025年までに輸出額を2兆円に増やし、農業を“稼げる”産業にしたい考えです。
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