記録的な物価高が続くイギリスで、公務員や教師など最大50万人が賃上げを求めてストライキを行いました。この影響で、世界的に有名な大英博物館も臨時休館となっています。
ロンドン中心部に集まる人々。その数は、数千にのぼります。1日、公務員など様々な業種でストライキが行われ、地元メディアによると、最大50万人が参加しました。この10年で最大規模です。
イギリスでは、4か月連続で10%を超える記録的なインフレが続いていて、労働組合側は政府が提示する数%の賃上げでは不十分だと主張。ストライキは、連日のように行われています。
住宅・コミュニティー・地方自治省 労働組合代表
「この国の人たちは、『もうたくさんだ』と思っています。富の再分配がうまくいっていないのです。私たちは、コロナ禍で国を支えました。仕事の正当な報酬がほしいだけです」
今回、ストに多く参加したのは、小・中学校などで働く教師たち。このため、休校や授業をオンラインに切り替えるなど、半数の学校に影響が出ました。そして、ストはこんなところでも…
記者
「大英博物館でもストライキが行われていて、午前10時の開館時間を過ぎても、訪れた人たちが中に入れない状態となっています」
世界的に有名な大英博物館。入館を待つ行列の横で抗議活動が行われています。大英博物館の職員がストを行うのは、異例だということです。
大英博物館の職員
「ギリギリの生活でフードバンクを利用している人もいます。終わりのない残業も。ストライキは、最後の手段です」
この影響で、博物館は急遽…
「本日は休館になりました」
臨時休館となったのです。海外から訪れた観光客も多く、みな困惑した様子です。
日本から来た大学生
「ショックですね、すごく楽しみにしていたので。今日(旅行の)最終日なので」
「ミイラ見たかったので、本当に残念やなと思います」
市民
「この子たちは、先生のストライキで学校に行けないんです。代わりに博物館に来たんだけど、こちらもストライキだ。やっかいだね」
人々の不満を反映して、スナク政権の支持率は12%と低迷。不支持は70%になっています。ただ、政府側は、まずはインフレ対策に力を入れたいとしていて、賃上げを求める“ストの連鎖”が収束する見通しは立っていません。
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