愛媛県松山市で松山インターと松山空港を結ぶ松山外環状道路の整備が着々と進んでいます。このうち31日夜に、全線開通するインター線の側道では、仕上げの作業が行われました。

(城 健大呂記者)
「工事が進められている松山外環状道路インター線。側道部分が今夜、全線開通します。それに伴い、こちらの道路は通ることができなくなります」

黒く光るアスファルト舗装と真新しい白線。据え付けられた信号機が点灯の瞬間を待っています。

今夜11時に開通を予定しているのは、松山外環状道路インター線の高架下に整備された側道のうち459メートルの区間です。

きょうは、標識の角度を調整するなど、仕上げの作業が進められていました。松山外環状道路インター線は、すでに自動車専用道路が開通していて、今夜、側道部分も全線が繋がります。
松山外環状道路は、現在、余戸南から松山空港までの空港線の整備が進められていて、来月には、国道56号をまたぐ橋の工事が予定されています。

空港線について国土交通省は、東垣生までの2.4キロの区間で来年春の開通を目指しています。