岸田総理は、来日しているギリシャのミツォタキス首相と首脳会談を行い、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの厳しい制裁とウクライナへの支援を継続していくことで一致しました。

岸田総理
「海洋国家である両国にとって、自由で開かれた海洋秩序は共通の利益です。ロシアによるウクライナ侵略が国際秩序の根幹を揺るがす中、今ほど、同志国との連携が求められているときはありません」

岸田総理は、首脳会談後の共同記者発表でこのように述べ、ギリシャとの関係を、▼「戦略的パートナーシップ」に格上げし、▼「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、緊密に連携していくことで一致したと明らかにしました。

ウクライナ侵攻を続けるロシアに対しては、引き続き厳しい制裁を科し、ウクライナを支援していくことを確認しました。

また、▼二重課税を回避するための条約の実質合意や、▼観光分野においても協力関係を強化するなど、2国間の経済交流を促進していくことでも一致しました。