寒気の影響で冷え込みが続く山梨県内。

これから最盛期を迎えるイチゴの観光農園にも影響を及ぼしています。


真っ赤に染まった大粒のイチゴ…


昭和町の観光農園、「いちご園みない」です。


いちご園みない 園主 薬袋義人さん:
このような状態で赤みが遅れている状況です。


イチゴの生育が1週間から10日遅れてしまっています。


連日の冷え込みの影響です。


ハウスに設置されたボイラーは、例年この時期は明け方から朝まで稼働しますが、最近は、夜中から稼働。

しかし厳しい冷え込みが続いているため生育に影響が出ているのです。


さらに長時間の稼動で、燃料となる重油の使用量が増えています。


いちご園みない 園主 薬袋義人さん:
使う重油の量は、例年と比べると1.5倍くらい増えている状況。


重油価格は2022年と同じくらいですが、2021年と比べると2割から3割上がっていて、農園経営に重くのしかかっています。


いちご園みない 園主 薬袋義人さん:
今年申し訳ないが値上げした。これ以上値上げをしないように、いいものを作って常にお客さんに提供できるよう、今後耐えられるよう努力したい。


まもなく最盛期を迎えるイチゴ狩り。

農園の奮闘が続きます。