山梨県北杜市の酒造会社が、使用する全ての電力を水力発電由来のものに切り替えたと発表しました。
約510tの二酸化炭素の排出が実質ゼロになるということです。

北杜市白州町の山梨銘醸。

2022年12月から水力発電由来の電力に切り替えました。

切り替えたのは県営の水力発電の電力を購入する「ふるさと水力プラン」で、通常の電力料金に加え、1kWhあたり1.02円を上乗せして支払うものです。


山梨銘醸では年間で115万円多く支払う見込みですが、この費用が県の環境保全事業などで活用されるうえ、発電時に二酸化炭素を排出しないため、約510tの二酸化炭素の排出が実質ゼロになるということです。

ふるさと水力プランはこれまでに県内53の事業所が取り入れていて、酒類製造業としては初めてです。














