自民党の茂木幹事長は29日のNHKの番組で、自民党が過去に児童手当に所得制限を設けるよう求めた点を指摘されると、「反省します」と述べました。
自民党の茂木幹事長は「少子化対策も、この10年が本当に勝負」との認識を示し、改めて、児童手当の所得制限を撤廃すべきだと主張しました。ただ、所得制限はもともと、野党時代に自民党が求め、導入された経緯があります。
その過去について指摘されると、茂木幹事長は「反省します」と述べたうえで、「時代の変化に応じて、必要な政策の見直しを躊躇なく行う」として、野党にも協力を求めました。
また、先週、岸田総理が育休中の学び直しを「後押しする」と答弁し、「育児をしていない人の発想」などと批判が広がっていますが、茂木幹事長は「育児中に仕事をしなさいとは私は言っていない」と述べ、「働き方改革や、女性活躍の支援が極めて重要」との考えを示しました。
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