東京都の小池知事はきょうの会見で、来年度の一般会計予算案が過去最大の8兆410億円となったことを明らかにしました。このうち、およそ1兆6000億円を18歳以下の子どもに月5000円を支援するなどの少子化対策に計上しています。

東京都 小池百合子知事
「少子化対策については本来、国が戦略的に取り組むべき課題でございますけれども、もはや一刻の猶予もないという危機意識を持ちながらそれらの状況を踏まえて、都として国に先駆ける形でございますけれども、総合的な対策を講じます」

東京都の来年度一般会計予算案は過去最大の8兆410億円となり、そのうちおよそ1兆6000億円を少子化対策や子育てを支援する政策に計上しました。

予算案には18歳以下の子どもに月5000円を支援する「018サポート」に加え、世帯年収が910万円未満の場合に、▼私立中学校に通う生徒の学費の一部を補助する案や、▼都立大学などの授業料を無償化する案が盛り込まれました。

小池知事は「出会いから結婚、出産、子育てに至るまで継続的な支援を実施をする」としています。