家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる東京23区の消費者物価指数は、今月中旬時点の速報値で去年より4.3%上昇しました。第2次オイルショック以来、およそ40年ぶりの歴史的な物価上昇が続いています。
全国の指数に先立って公表され、先行指標として注目される東京23区の1月中旬時点での消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた指数が104.2となり、去年より4.3%上昇しました。
第2次オイルショックの影響が残る1981年5月以来、41年8か月ぶりの歴史的に大きな伸び率です。
▼都市ガス代が39.7%、▼電気代が24.6%上昇するなど、エネルギー価格の上昇が続きました。
また、原材料高や円安などの影響で、食用油やチーズ、ハンバーガーなど生鮮食品を除く食料が7.4%上昇したほか、ソファなど家庭用耐久財が10.6%、携帯電話機が21.7%上昇しました。
みずほリサーチ&テクノロジーズの試算では、今年度の家計負担は前の年度よりおよそ10万円増える見通しです。
注目の記事
各地で急増する空き家 大牟田市で強制撤去前に火災も発生 撤去が進まない背景と課題とは

“税”めぐる議論が本格化…「住宅ローン減税」「“年収の壁”引き上げ」など“高市カラー”にじむ減税政策で国民負担どうなる?一方で財源は【news23】

気象庁「冬らしい冬」発言には“油断禁物”のメッセージ? 年末年始の天気どうなる【Nスタ解説】

全国初「学長のおごり自販機」高知大学に設置 費用は学長の“自腹”で「あること」をすれば飲み物が無料に

残る唯一の系統《北海道犬》5匹の子犬誕生 年間繁殖数は約7000匹⇒100匹 飼育を続けて半世紀…血統を守ろうと奮闘する80歳男性

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈









