“最速”の女王、競技場で黙々と走る…

午後8時。

池田さん:「(Q:いつも授業が終わってから来るんですか?)授業というか、授業が終わって次の日の準備したりとか残ってる仕事したり」

クラブの仲間:「ストイックでまじめな方だと思います。8時くらいから来て夜遅くに毎日練習している」

池田さんは、県のマスターズ陸上でいまも年代別の短距離で優勝する県内”最速”の女性。夜の陸上競技場で一人、黙々と走ります。

池田美貴さん:「自分が特別な能力も何もなくて、人より身長も小さいし、人よりも体力がない自分がどれだけ高見まで行けるか、自分との闘いということでもあるかもしれないです」

少しでも早く、少しでも強く…。池田さんの視線は、遠い世界に向けられています。