パレスチナ自治政府のアッバス議長が国連総会の一般討論演説で「2国家共存の実現」を呼びかけました。アメリカ政府がビザを給付しなかったため、去年に続き、ビデオでの演説となりました。

パレスチナ自治政府のアッバス議長は24日、事前に録画した演説を流す形で国連総会の一般討論演説に参加しました。アメリカ政府がビザの発給を拒否したことを受けての対応で、去年に続き2回目です。

アッバス議長は演説で、トランプ大統領が提案した20項目の和平計画を歓迎した一方、「現地では実現していない」と指摘。「第2段階」の実施を急ぐよう訴えました。

さらに、ガザ地区の現状について、「歴史上最も危険な時期の一つに直面している」と訴え、パレスチナとイスラエルの「2国家共存」による問題解決が必要だと強調。「非武装の国家を目指す」としたうえでパレスチナを国家承認していない国に対し、すみやかに承認するよう改めて呼びかけました。

イスラエルのネタニヤフ首相も同じ日に演説が予定されていて、国連本部周辺では複数の抗議デモが予定されています。