「ロシアを救うためには、国内に残るしかない」
ーー国外へ逃れて活動する勢力も多い中、国内に残って政治活動を続けることの意義は?
ルイバコフ氏:
それは、ロシアを救い、またそれによって世界全体を破滅と破局から救うことです。
なぜなら今、世界全体が大きな衝突へと向かっており、それが核による破滅、核戦争につながるおそれがあるからです。
ほかの政治家たちはそれに気づかず、理解もしていません。政治的、イデオロギー的、国際安全保障体制の崩壊という事態が現実のものとなる前提条件を作り出しています。
人々も、この危険に気づかず実感していません。別のことで頭がいっぱいにさせられているからです。核兵器の脅威で人々を怖がらせる一方で「もちろん、そんなことは起こるはずがない」とも言われています。しかし、そのリスクは極めて大きいのです。

これほど激しい相互の敵意や憎しみがあり、軍事行動が続いている状況では、そのリスクは非常に高いのです。
ですからロシアを助け、世界を助けるためには、国内にいるしかありません。それ以外の方法ではできないのです。だからこそ、私たちはロシアで活動していますし、これからもこの国で活動を続けます。
その際、現在ロシアで施行されている法律を守って活動します。私たちは、いかなる法律にも違反しない形であらゆる活動を行っています。私たちは人々と対話し、その声を聞く方法を身につけました。そして人々にも、法律に違反することなく、自らの意見を表明するよう呼びかけています。
ある意味では、ソ連時代に似ています。当時、検閲をかいくぐりながら読者や観客には何を伝えようとしているのかが分かるように、本を書いたり映画を作ったりしていました。私達も時には、そういう形で活動せざるを得ません。それは事実です。
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プーチン政権側による圧力の実態や泥沼化する侵攻がロシア社会と世界に与える影響などについて、「ヤブロコ」のニコライ・ルイバコフ代表に聞いた単独インタビューの連載記事を配信中です。全4部で、本記事は第2部です。(1部、2部、3部、4部)














