北米原産の虫との結びつきが日本でも続いている
(東洋産業 大野竜徳さん)
「そんなオオブタクサ。
北米原産の外来昆虫との結びつきが目立つのも、ちょっと面白いところです。
オオブタクサを見つけたら、ぜひ葉や茎をじっくり観察してみてください。
葉には穴が開いていたり、葉の裏に小さな虫がいたり、茎が妙に膨らんでいたり。
巨大な植物の体は、昆虫にとって住み込み可能なマンションのようになっているのです。
まず葉を食べている代表選手が、ブタクサハムシ。
成虫も幼虫もブタクサ類の葉を食べるハムシです。
しかも面白いことに、この虫もオオブタクサと同じく北米原産。
日本にやって来た北米出身のオオブタクサを、あとから同郷の昆虫が追いかけてきた形です。
ちなみにブタクサハムシは日本に侵入してから、北米ではあまり利用していなかったオオブタクサを積極的に利用するようになったことが研究されています。
今まであまり見向きもしなかった地元の食材の魅力に、旅先で気付いたのかもしれません。
この日本という彼らにとって異国の地で、外来植物と外来昆虫が、新しい関係をつくったんですね」














