長崎県佐世保市のハウステンボスは、物価上昇が続く中「安心して働ける環境を作る」などとして 7月から社員の給与を 平均 6% 昇給させると発表しました。

昇給の対象となるのはハウステンボス本体およびグループ会社で働く正社員と契約社員あわせておよそ1,000人です。

ウクライナ情勢や円安の影響などにより、去年から食料品や光熱費などの値上げが相次ぎ家計の負担が大幅に増加しています。

これを受けハウステンボスでは従業員の生活の安定を図ることで『テーマパークとしてのサービスの質を保つ』とともに、『人材の確保にもつなげる』として、社員の昇給を決めました。

給与の改定はことし7月からで、“定期昇給込みで平均6%の賃金アップ”になるということです。

県内では通販大手ジャパネットホールディングスも4月から社員の“平均年収を10%引き上げる”と発表しており、物価が高騰するなか、地場企業で賃上げの動きが相次いでいます。