香川県高松市にある国のハンセン病療養所「大島青松園」の将来について考える「大島を未来につなぐ会」の第4回会合が開かれ、国の永続化の考え方が示されました。

「大島を未来へつなぐ会」では、ハンセン病療養所の入所者の生活を最後の1人まで保障する「将来構想」と、入所者がいなくなった後も施設を保存し歴史を伝えていく「永続化」について検討しています。

4回目の会合では、中間とりまとめ案とともに永続化について国の考え方が示されました。

歴史的建造物や社会交流会館などは原則として国が管理する一方、その他のエリアについては地元での議論を踏まえた上で、民間活用も含め、保存や利活用を検討するとしています。

(大島青松園入所者自治会 森和男会長)
「われわれを隔離するためにこの島全体を使ったわけですから、負の歴史の遺産として残すためには島全体じゃないと意味がないと思うんです。国が最後まで責任を持つということにしないといけない」

入所者らは国の責任での永続化へ向け、ハンセン病問題基本法の改正を求める署名活動を行っていくことにしています。