職場で実施された健康診断で何らかの異常が見つかる「有所見率」について、沖縄県は秋田県と並び全国ワーストだったと沖縄総合事務局が発表しました。

沖縄労働局はこのほど、県内の延べ1100か所の職場から提出された11万2406人の健康診断の結果をまとめました。これによりますと何らかの異常や数値の指摘があった人の割合を示す「有所見率」は73.2%で前の年と比べて2.5ポイント悪化しました。

全国平均の59.7%より13.5ポイント高く、秋田県と並んで全国ワーストとなっています。

項目別では、血中脂質が39.6%、血圧が29.2%、肝機能が23.6%と高く、尿の糖に関する項目を除くほぼ全ての項目で全国平均を上回りました。業種別では、製造業や運輸交通業で81.4%と高い割合を示しています。

沖縄労働局では「うちなー健康経営宣言」の登録推進や、企業への保健指導の強化などを通して、働き盛り世代の健康づくり対策をさらに進めていく方針です。

沖縄県は2011年から12年間、全国最下位が続き、2023年に一度最下位を脱したものの、今回再び全国ワーストとなった格好です。

■ 主な項目の「有所見率」
・血中脂質39.6%(全国平均30.7%)
・血圧29.2%(全国平均18.7%)
・肝機能23.6%(全国平均16.0%)