行動と寿命が連動して進化する「POLS説」を実験で実証

動物の世界には、エネルギッシュに動き回り早く命を燃やす個体もいれば、おとなしく長命を保つ個体もいます。こうした「生き方の違い」が偶然ではなく、進化的な必然として生まれるとする仮説が「pace-of-life syndrome(POLS説)」です。

東京大学・東京情報大学・玉川大学・東京農業大学・岡山大学の研究グループは、昆虫のコクヌストモドキを用いた実験によって、この仮説を行動・寿命・繁殖・遺伝子発現という複数の階層から実験的に検証し、その分子基盤まで明らかにしました。

成果は米国科学アカデミー紀要 Proceedings of the National Academy of Sciences に2026年8月11日付(米国東部夏時間)で公開されました。