化学メーカーのAGCの平井社長はJNNの単独インタビューで、今年も前年度と同じ6%程度の賃上げを実施する考えを明らかにしました。
AGC 平井良典社長
「昨年、従業員に対して組合員平均で6%の賃上げを行いましたが、(今年も昨年と)同レベルではやりたい」
AGCの平井社長はこのように話したうえで、「継続した賃上げが将来の成長には非常に重要だ」と2年連続の賃上げに向けて意欲を示しました。
10年ほど前のAGCの利益の8割はガラス事業が占めていましたが、液晶テレビの需要の低迷とともに利益は激減。半導体関連やワクチンの製造にも携わるなど事業転換をはかったことで、ガラスの利益は全体の4割まで減り、業績が回復し、継続的な賃上げが可能になったと言うことです。
平井社長は、継続的に賃上げするためには「コストダウンに頼るのではなく、新しい価値を生み出し生産性を上げることが重要だ」と強調し、賃上げは「将来の成長を生み出すための人にする投資だ」との考えを示しました。
注目の記事
【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

誘導された避難先で“土石流直撃”「指定の避難所と別の場所に誘導」台風被害の八丈島 約3週間後も断水続く

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









