旧統一教会との接点が指摘されている細田衆院議長があす、与野党の代表者からの質疑に応じることになりました。ただ、会見などは行わず、非公開の場での説明となります。

記者
「衆院の細田議長が自室から出てきました。あす、与野党の代表者に旧統一教会との関係について説明するということです」

Q.議長、旧統一教会の件、また、セクハラの件、公の場で説明なさらないんでしょうか?

細田衆院議長
「…」

国会では、きょう午前中に与野党の国対委員長が会談し、旧統一教会との接点が指摘されている細田議長に対して、与野党の代表者が質疑を行い、それに細田議長が応じることで合意しました。

細田議長による説明は、あす、議長公邸で行われる予定です。

これまで野党側は公の場での説明を求めてきましたが、公開されるのは冒頭部分のみとなりました。

立憲民主党 安住淳国対委員長
「事前にかなりのボリュームの分の質疑をこちらから議長にお渡しして、あした答えてもらおうと、それは皆さんにお伝えすると」

細田議長は去年、JNNの取材に対し、自民党の派閥の会長を務めていた際に、所属議員に対して、教団関係の票の差配をしたのではないかとの指摘について、「勘違いではないか」と答えています。