『技が決まったり、ポイント獲れたりするところが気持ちっていうか、おもしろさを感じます』
『言い訳ができないって言うか、努力した分が結果に繋がるので、そこが面白いところだと思います』
『自分自身を強くする時間じゃないかなって思います』

喜多方桐桜高校。
工業科と商業科があり、専門的な知識を学ぶことができる学校です。

喜多方桐桜レスリング部は、喜多方工業の伝統を受け継ぎ、今年で創部43年になります。これまで、インターハイ出場など、輝かしい成績を収めてきました。

礼儀正しく、人間力を大切に。
そんなレスリング部は、現在7人で活動しています。

―渡邉さん
「スポ少でレスリングを始めて、そのままレスリング部がある桐桜高校にレスリングするために進学してきた」

―谷野さん
「小学校1年生から柔道をやっていて、その経験を活かして高校からレスリングを」

―平林さん
「格闘技を見るのが好きで、自分もやってみたいなって、興味本位で始めました」

レスリングは、全身を使った攻防戦が繰り広げられる「フリースタイル」と、攻撃は上半身のみという「グレコローマンスタイル」の2種類に分けられます。

1試合3分2ラウンド。
インターバルはたった30秒とかなり過酷な競技です。

そのため、練習も試合を想定し、短い休憩時間でハードな練習が続きます。

ウォーミングアップのマット運動から始まり、技術練習にスパーリング、さらにフィジカルトレーニング。

―吉田監督
「パワーも必要だし、ケガしない柔軟性も必要だし、瞬発系とかいろんな要素が必要なんでまずは生徒に考えさせて、それでもちょっとわかんなかったらワンポイント、7割8割言ってあとはまた生徒に考えさせる」

今の自分は何が足りないか。
ひとり一人が考え、励まし、全力を注ぎます。

―藤澤さん
「きついところもありますけど、楽しいが勝ってます」

―松本さん
「体と体でぶつかり合う楽しいスポーツ。自分をちゃんと変えられているんだなっていうのを実感するのが楽しいです」

―五十嵐さん
「努力した分だけ自分の実力つくっていうか、実力も付くし自身も付くのが魅力だと思います」

努力は、確かな成長になる。
それがレスリングの醍醐味です。

しかし、その成長への道のりは、決して平坦なものではなく厳しい現実も。

―平林さん
「自分は減量少しだけあって、毎大会3~4キロくらいあります。ほかの人になると、もっと大幅に減量する人もいるので、そこがつらいっていうかきついです」

―五十嵐さん
「僕は今のところ増量しないといけない派です。1日4~5食ですね。夏なんで1回の練習で2~3キロ落ちてしまうので、それぐらい食べてやっと増えるかなぐらいです」

―渡邉さん
「きついもあります。きついも痛いも、格闘技なので多いと思うんですけど、そこを痛くても頑張るっていう根性とか必要だと思います」

夏の暑さに加え、体重階級がある格闘技ならではのウェイトコントロール。
そして避けることのできない痛み。
それでも、部員たちには、踏ん張り続ける理由があります。

―渡邉さん
「毎日少しでも強くなるように」

“強くなる”

マットの上で繰り広げられるのは、一対一の真剣勝負。
それを制するため、がむしゃらに、まっすぐに心と体を鍛え上げます。

―吉田監督
「私が思ってるのは今勝たなくても大学に行ってもまた強くなればいいし、あそこに書いてある通り『挑戦』っていうのが、社会に出ても恥ずかしくない、自分を超えるとかいろいろな挑戦をやってほしいと思います」

レスリングを通して得られる経験は、単なる勝敗だけではありません。
困難に直面しても、自分の足で立ち上がる。
“強く生き抜く力”と“人間力”です。

『練習した成果が練習や試合に出るというのが魅力だと思います。1日1日の練習を大切にしてやっていきたいと思います』
『自分にとって部活動は自分自身を強くする時間じゃないかなって思います』
『ゆくゆくはまた母校に戻ってきて後輩に教える、みたいな感じになりたいと思います』

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ステップ
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福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2026年8月19日放送回より)