千葉豪雨の発生からあすで1週間となりますが、災害の爪痕は今も色濃く残っています。住民からは被災生活の出費に加え、住宅の修理に支援や補償は受けられるのか。不安の声が聞かれます。

千葉市緑区の小食土町では、断水がきょうも続いています。

自宅が断水
「すぐ(水が)なくなってしまうから。トイレと風呂場を使っているから、きょう(水が)出るというから助かります」

給水所から自宅までは上り坂。厳しい暑さの中、きょうも懸命に台車を押していました。

市は仮設の水道管を通し、今夜にも復旧させるとしています。

あすで1週間となる千葉豪雨。これまでに男女13人が死亡、1人が行方不明となっているほか、被災地の生活には今も影響が続いています。

停電と断水が続く千葉市のマンションでは…

「上から10センチぐらいのところまであったのが(水は)もうこれだけ」

こちらの住宅では、停電前に浴槽に貯めた水を生活に使っています。冷蔵庫も使えないため、食事はすぐ食べられるものを日々買いに出ているといいます。

「氷を入れるけど、一晩もたない。氷が溶けてしまう」

同じマンションにはホテルで生活する人もいますが、毎日の出費がかさむといいます。

「宿泊だけで10万円ぐらい。(食費は毎日)2人分だと、やっぱり1万円近く。洗濯は1回1400円、もっと安いところがあると言われるが、遠いところは歩きなので行けないから近場にあるところ」

女性が検討しているのが、短期賃貸マンションへの切り替えです。大手不動産会社によりますと、豪雨の影響で今月14日以降、千葉市内の短期賃貸マンションの問い合わせが1.5倍に増えているといいます。

一方、千葉県内では、水没した車などが今もおよそ500台残されていて、千葉市はこのうち市内のおよそ100台について、きょう中に撤去を終えるとしています。

浸水した住宅を今後どうしていくか、“費用面の不安”も深刻です。

記者
「こちらの住宅では、1階部分がすべて浸水してしまったということです」

これは八千代市の住宅。浸水した当時の映像です。

住民
「2階に避難しています」

水は一時、1階の天井に迫る高さまで溜まりました。この住人は今、2階に寝泊まりしながら家の掃除や片付けを進めています。

住民
「全く先が見えてないような状態です。スピード感は持って、支援のようなものがあれば非常に助かる」

住民
「確実にここまでは(水で)埋まっていて」

近くにある別の住宅も床上浸水。気がかりなのは、復旧にかかる費用です。

住民
「もう不安で不安でしょうがなくて、夜寝られなくて。夜(被害の)見積もり取ってるんですけど」

こうした住宅への支援はどうなるのか。県によりますと、災害救助法の適用を受けた市と町の被災住宅を対象に、自宅の「応急修理」として1世帯あたり最大75万7000円を支援する制度などがあります。

しかし、まだ申し込みを受け付ける体制が整っていないといい、県の担当者は「早く受け付けを始められるよう準備を進めている」としています。