福岡管区気象台は22日午後4時半ごろ、暴風雪と大雪に関する情報を発表しました。

　２４日は低気圧が発達しながら千島近海と日本の東を北東に進み、２４日から２５日にかけて冬型の気圧配置が強まる見込みです。九州北部地方では、２４日から２５日にかけて、上空約１５００メートルに氷点下１５度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込む見込みです。
　このため、九州北部地方では、２４日は海上を中心に西または北西の風が非常に強く吹き、２４日から２５日にかけて大しけとなる所があるでしょう。
　また、九州北部地方では２４日から２５日にかけて、警報級の大雪となるおそれがあります。

■風の予想
２４日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　対馬海峡　　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　九州西海上　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　豊後水道　　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　瀬戸内海　　２０から２４メートル（２５から３５メートル）
　有明海　　　１５から１９メートル（２０から３０メートル）
　陸上　　　　１５から１９メートル（２５から３５メートル）

■波の予想
２４日に予想される波の高さ
　対馬海峡　　６メートル
　九州西海上　５メートル
　豊後水道　　４メートル
　瀬戸内海　　３メートル
　有明海　　　２メートル

■雪の予想
２３日１８時から２４日１８時までに予想される２４時間降雪量は、いずれも多い所で、
　山口県山地　１０から２０センチ
　福岡県山地　１０から２０センチ
　佐賀県山地　１０から２０センチ
　長崎県山地　５から１０センチ
　大分県山地　５から１０センチ
　熊本県山地　５から１０センチ
　山口県平地　５から１０センチ
　福岡県平地　５から１０センチ
　佐賀県平地　１から５センチ
　長崎県平地　１から５センチ
　大分県平地　１から５センチ
　熊本県平地　１から５センチ
その後も降雪量は増える見込みです。

■防災事項
　雪を伴った暴風や高波に警戒してください。
　降雪や路面凍結による交通障害、農業施設の管理などに注意・警戒してください。低温による水道管の凍結に注意してください。今後、地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。