幻想的な明かりに包まれました。盆に迎えた先祖の霊を送る灯籠流しが16日、山口県防府市の佐波川でありました。

灯籠流しは防府市内の寺でつくる「防府市仏教団」が、盆に戻ってきた先祖の霊を送り出すため、毎年行っています。

佐波川の河川敷には、亡くなった人の名前などが記されたおよそ1000個の灯籠が用意されました。

灯籠を流しながら
「いってらっしゃい。じいじ、またね」

読経が響く中、灯籠流しが始まりました。

灯籠の明かりは、先祖の霊が迷わず帰るための道しるべになるとされています。

参列者はそっと川に流しながら、先祖や大切な人に思いを寄せていました。

参列者
「ご先祖に日頃の感謝の気持ちを伝えるために流しました」

参列者
「(祖父と祖母を亡くして)けっこうつらいものはあったんですけど、じいちゃんと一緒に向こうで仲よくしてほしいなと思います」

参列者
「これからもずっとこの行事が続いていけば。夏の終わりというような感じもしますし、この伝統を大事にしていけたらなと」

花火も打ち上げられました。灯籠は参列者に見守られる中、水面を照らし、ゆっくりと佐波川を流れていました。